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飲食店の店舗レイアウト
飲食店の店舗レイアウトは、お客様をどのようにお迎えして、どのように席まで案内して、どのようにお食事を楽しんでいただくのか、ストリート性を具体的に組み立てて、計画することが重要です。例えば店舗を前にした時、店舗ファサードにわくわく感を感じるようデザインして、アプローチを長く設定、気分を盛り上げます、そして扉を開けた時また新しい演出を考える、こんな具合です。
また客席をただたくさん取ればいいわけではありません、死に席がないようレイアウトすることが重要です。4人席ばかりだと4人席に2人座ると2席が死んでしまいます。基本的には2人席にも対応できるよう考えるべきです。
飲食店の心臓部は厨房です。厨房のレイアウトも料理人が効率的に動けるよう考えなければなりません。また飲食店の全体面積に対する厨房の面積の割合は、業種業態により違っていますが、イタリアンは25〜30%、ステーキレストランは35〜40%、居酒屋は18〜25%、中華(ラーメン含む)18〜30%、和食料理店(そば・うどん含む)20〜30%、ビアレストラン20〜30%、ファミリーレストラン35〜45%、焼き肉15〜30%となっております。厨房器具レイアウトの変更は、オープン後修正することができません、慎重にレイアウトを検討すべきです。
またサービスパントリーは、お客様へのサービスの主要な機能が配置される必要があります。このように各施設の計画が的確で、かつ全体的なバランスが取れていることが重要です。
量販店のレイアウト
量販店のレイアウトで、一番重要なのは前にも述べたように、入店されたお客様に店舗の隅々まで回ってもらい、一つでも多くの商品を買上げてもらうための仕掛けを考えることです。そこで、ワンウエイコントロールを知らなければならない。ワンウエイコントロールとは、お客様を店側で計画したとおり、売り場内を誘導し、客動線を長くし、店の中を隈なく回ってもらうことである。ワンウエイコントロールを計画する上で、まず、第一に主通路と副通路を区別して設定することです。お客様を主通路に沿って歩いてもらうことにより、動線を長く歩いてもらうことができます。主通路は、入り口から始まり通路幅を広く取り(大規模店 .小規模店 .)、まっすぐで、平坦であることがポイントです。そして、動線を長く取るためには、壁際に沿ってコの字型に設定するようにします。それから第二に、マグネット(訴求力のある商品や売り場こと、具体的には季節商品・目玉商品・特売品など)を要所に配置して、客をそこに引きつけることにより店内を隈なく歩いてもらうようにする。このようにゴンドラのレイアウトはすれば良いのですが、売れる商品陳列には、ゴールデンゾーンの配置を理解する必要があります。下記のイラストの床から60センチから150センチまでの商品がよく売れます。特に手に取りやすい1メートルの高さに一番売りたい商品を陳列します。
商品陳列の方法
@量感陳列 A量感陳列 B山済み陳列 C投げ込み陳列 Cスロット陳列 D飛び出し陳列 E縦割り陳列
陳列のゾーニングの三原則
@売り上げ高割合と売り場面積、陳列面積を同じにする
A横割りレイアウト 購買頻度と価格を考え商品陳列する
Bたて割りレイアウト もっとも大きな商品分類を縦に配置する
専門店のレイアウト
専門店のレイアウトは、ショップイメージを最重要に考えますから、量販店のように機能性だけで語ることはできません。ショップコンセプトやショップのデザイン性に合わせて、レイアウト考える必要があります。一般に専門店のレイアウトは、横割りのレイアウトで店舗を、店頭・店央・店奥の三分類し、それぞれの商品特性を考慮した配置を行います。店頭には比較的購買頻度の高く、単価の低い商品を、店奥には購買頻度が低く、単価の高い商品を配置するようになります。たとえばブティックであれば、店頭には衝動買いのし易い、アクセサリーや単品のブラウスやニットを並べ、店央には、スカート・パンツ・トップスをレイアウトし、店奥には、重衣料のスーツ・ワンピース・コートやフィッティングルーム・接客スペース(応接ソファ)などを配置します。
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