(有)カジャグーグーは店舗診断・店舗開業相談を専門とするコンサルタント会社です。

店舗内装工事の予算・費用について

　　店舗開業で一番お金のかかるのは、業種業態により違いはありますが、店舗工事の費用ではないでしょうか。店舗の引渡し状態や外装の面積などでいろいろ差が出てきますが、新築の１０坪程度の店舗面積で、物販店舗で設備工事も含めて坪５０万円くらいみれば良いでしょう。飲食店舗では、厨房機器は別で、坪７０万円くらいみれば良いでしょう。既設の店舗がある場合は、床壁天井のクロス、床材を替えるだけなら坪１０万円ぐらいで間に合うかもしれません。しかし設備が古い場合、照明器具や空調機器を取替え、看板工事などが加わればやはり坪３０万円くらいは必要になります。また既設の内装を撤去して最初から造るとなると、撤去費用が必要です。最近この撤去費用にお金が掛かります。産業廃棄物など正規のルートで廃棄しないと、業者は営業停止などの処分を受けることになります。ですから、１０坪の店でもショッピングセンターなど規制が厳しいところでは、撤去代だけで１００万円を超えることは珍しくありません。
　やはり物件を決める前に専門家に相談すること方がよいでしょう。たとえば美容室で普通のテナントビルで営業する場合、電気容量がよく問題になります。契約前であれば、いろいろ交渉できますが、契約が終わり、工事に入って問題になると、最悪、ビルのキュービクルを全て変更で１００万円以上掛かること判明したという話をよく聞くことがあります。飲食店やサ−ビス店で目に見えない設備工事の多い業種は、現場を見ただけでは解らない事が多く、専門家に調査させることが重要です。

※オフィシャルサイトの店舗工事の費用のページもご覧ください

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店舗内装工事とコンプライアンス

　最近店舗工事でよく相談を受けるのが、コンプライアンスの問題です。法律遵守ができていないと、役所検査や立ち入りの際、違法の箇所の是正をしないと、営業停止など行政処分を受けることになります。またこの是正工事は、普通の工事の２倍も３倍も掛かる工事になります。よく問題になるのが、業種変更による用途変更の建築確認です。倉庫や住居部分、駐車場を店舗に変える場合や、物販店舗を飲食店舗に変更する場合、この用途変更が必要になります。ただ書類を出すだけで済む場合もありますが、建築的な変更や設備的な変更を要求されることがあります。先日当社も経験しましたが、ショールールをカフェに変更するのに浄化槽の変更が掛かってきました。５０人槽に変更、それだけで８００万円。またもうひとつ厄介なのは、就航検査を受けた建物かどうか。すなわち、検査済み証があるかどうか。これが無いと色々ややこしい事になります。昔はあまり店舗改装で用途変更などしなくても誰も文句は言わなかったのですが、最近、騒音、悪臭、採光、住環境など役所にクレームが多く。役所も厳しく取り締まるようにまりました。

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店舗相談のために

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店舗物件について　

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店舗内装工事の予算

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